保障について

以下自動車の保証について説明します。皆さんの参考にしてください。

保証とは、販売した会社や製造したメーカーなどが一定の使用条件のもとで、その品質を保証し、 不具合が生じた場合には無償または有償で修理若しくは現状に復帰させることを言い、 通常その保証期間も指定します。保証内容や期間は会社によって違いますが、 国産車では一般的に新車登録日から3年・5万Kmの一般保証と5年・10万Kmの 特別保証（長期）が付いています。

輸入車も各社違いがあり、１～３年保証・走行距離数1万Km～2万Ｋｍが多い。 販売店が独自の延長保証をするケースもあるようですが・・・売り上げ目的の宣伝文句（お客集め）！
延長保証は一見購入者にメリットがあるように見えますが、 延長保証内で起きた故障にはいろいろな説明をされ保証対象にならない場合があり,要注意！！ （悪徳販売店参照）

中古車の場合は、新車からのメーカー保証が残っている車なら、 名義変更後にディーラーで保証継続手続きを行えば、 保証期間内はメーカー保証が受けられるので問題はありません。
メーカー保証が切れている中古車の場合、その車に販売店が独自に保証を付けると言うことは、 納車後に発生する故障の修理代を販売店が負担する事になるので販売の利益が減る。 そこで販売店はそのリスクを避けるためにいろいろな条件を付けるという訳です！

ディーラー系中古車販売店の保証

消耗品や油脂類を除く、ほとんどの部品 （エンジン関係やミッションはもとより、オーディオ等の電装品まで）が保証対象になり、 しかも保証期間6ケ月（6.000Ｋｍ）が一般的。（一般的に言って安心！）

中古車販売店の保証

中古車販売店の場合は、ディーラー系と同程度の保証がある店から、保証無しの店まで様々。
保証がある店の場合でも、保証するのは「工賃だけ・部品代は別」、 「エンジンとミッションだけ」など、保証内容を限定している場合が多い。また、保証しない事項などに、 「手入れ不足」「運行前点検を行っていない場合」など、 保証から逃れられるような文言が入っている場合がある。そこで事前に保証内容をしっかりと 確認する必要がある。（当社の修理工場・当社指定・・・）
保証の内容に要注意！

国産車と外車の保証内容の違い！！

国産中古車は、高い信頼性（壊れない！）と低修理費用、保証付きが多いが、 外車中古車は、故障した時の高い修理費用・保証無しが多い。

国産・外車保証の例

1. 保証なし（ノークレーム）
2. 保証は納車後１週間以内、それ以上の保証は付けない。条件項目注意！
3. 保証をつけても３ケ月・3000Ｋｍ以内いずれか先の来たもの。　条件項目注意！（保証なしに近い？）

その他いろいろな条件付きの保証がありますが、要するに販売店はいかに販売後の保証期間を 無事に過ぎるかです。そのためにはいろいろな策を考えます。ご注意を！！ メーカーは壊れる時期を知っている？！　保証期間が切れた途端に壊れることも？！ 何とかリコールをせずに、内内に処理をし、時間を稼ぎ、終わらせる！

おまけのアドバイス！！

保証期間は過ぎているが走行距離数が少ない場合の故障で納得がいかないときは、 保証・取扱説明書等の中にお客様相談室フリーダイヤル　０１２０・・・・に連絡して相談すると良い！
親切に対応し、納得のいく回答が返ってきますよ！
ただし何がなんでもの強引な行き過ぎた行動はだめ！

保証修理対象外例

1. 改造、加装、過酷な使用（レース等）
2. 事故、火災、水害、地震、台風等の天災、又は、煤煙、噴煙、降灰、酸性雨、薬品、鳥糞、 塩害、飛石等の外部要因
3. 年数経過による塗装、メッキ面の自然退色
4. 自然磨耗による不具合、損傷
5. お客様の不注意による損傷
6. 純正部品以外の使用
7. 音、振動、オイルのにじみ等、機能上影響のない感覚的現象
8. 法定に定められている定期点検、整備（指定工場）
9. 指定工場以外の修理

等など各メーカーによって異なります。

フリー・サービス・メンテナスとは

メーカーによって呼び方は違いますが（ケアー・サービス、サービスウェイ等・・・）、 車種とメンテナンス内容により違いがあります。例えば車に装着されているサービス・ランプ （警告・点検ランプ）が、点灯（点滅）をしたら、故障無償修理、オイル交換、 点検修理等を契約した内容で行うサービスですが？？
ナント・・・サービス・ランプ点灯（点滅）は、故障（不具合）以外、 オイル交換まで2万Ｋｍから2.5万Ｋｍに設定とか！！ 頻繁に走るお客さんは得をしますが、そうでないお客さんは損ですね！
自分の予定年間走行数がどのくらいなのかを考えてからにすると良いです。